着ぐるみの、発砲スチロール原型を作る時、とてもたくさんの廃材が出ます。勿論、発砲スチロールは、工業廃棄物で そのままでは自然には帰りません。
当社も専門の廃棄業者に引き取ってもらっているのですが、廃材の中に異物が混入していないスチロールだけのものは 細かく粉砕して 再利用しているとのことです。不純物のたくさん入っている場合は、消却処理するそうです。 着ぐるみ制作時の発砲スチロール廃材はほとんど異物が混ざらりませんが、廃棄業者に引き渡す時点でテープ等のゴミが入っていないものと、少し汚れたものと分別してお渡しするようにしています。


新案件の制作を開始しました。今回の案件はキャンペーン企画のものでは、ありません。キャンペーン企画制作は、残り8体です。


お客様からの目の仕様で、多い要望が 色の仕様です。今回も お客様から、黄色の目の依頼がありました。カラー仕様は、黒以外にも青、赤、緑、オレンジ、と いろいろ出来ますが、いずれも微妙な色合いは出ません。中でも 色の薄い黄色は、一番出にくい色です。出来れば奥行きのある、ガラス玉のような目に出来れば と言う依頼でした。基本的に、着ぐるみの目を塩ビ仕様にするのは 視界の確保の場合が多いので、ベースに白いメッシュ素材を張ることになります。今回は更にガラス玉のような奥行きが欲しいとの事ですので、4重構造にして、それぞれの間に、空間が出来るようにしました。ガラス玉の様にはいきませんが、お客様には喜んで頂きました。














