自立用アングル製作中。

着ぐるみとセットの人形の自立用アングルです。

人形はH145cm弱あります。

底板は影のような色合いの、生地張り予定です。

支柱は四角材で、回転防止になっています。

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下板は直径70cmの楕円です。

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着ぐるみのリメイク。

以前4体製作しました着ぐるみのリメイクです。

少し期間が空いてしまったので、以前の制作モードになるのに時間がかかりましたが、なんとか蘇ってきました。

基本的な部分は、図面や、型紙、仕様書などは 保存してありますので問題ないのですが、特別な作りの部分や、ちょっとした位置関係、見えない部分の使用、補強などは、以前の記憶を辿ることになります。

複数体製作しているものは、少しずつ変化したりしているので 最終バージョンの仕様などをもう一度確認しておくことも大切です。

特に表面的なところだけで無く、内部の仕様や 補強状況なども大切な確認状況です。

今回は、当社製作の着ぐるみなので内容もよく解っているので少し気が楽ですが、常にリメイクは既存もものとの違いが生じないようにすることが大切な為、オリジナルとは違った意味で 気を使います。

今回のものは、原型が無い着ぐるみのため 型紙だけが頼りです。その為既存品のデータ採りを何度も照らし合わせながらの製作です。

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着ぐるみ修正。

既存のものの修正です。

白目部分の亀裂で、フォーレックスボードを交換します。(当社では、フォーレックスボードは加工し易い分、キズなどがつき易いのであまりオススメしません)

ヘッドギアの顎下ベルトの交換。(2体分)

それほど難しい修正ではありませんが、素材合わせや仕様の違いなどに注意して、修正にあたります。

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修正後。
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修正後。

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ボア生地、特色発注。

着ぐるみに使うボア生地に付いては、かなり色数も豊富で、毛足も3mm、6mm、10mmを基準に長ボア等随分バリエーションが増えました。

ただ それでも、どうしても譲れない色味の場合、指定の色味にボア生地を染める方法があります。

その場合、2つの問題が生じます。

1つ目は、期間の問題。サラシの生地を染めるに当たって、色決定や実際の製造期間た言った時間が、約4週間ほどかかってしまいます。

2つ目は、コストの問題です。金額については、基本的に染めるボア生地を1ロール購入することになります。その為、1体のみの製作の場合かなり高額の材料費がかかってしまうことになります。通常、1ロールですと着ぐるみ4体〜5体分量ですので、複数体(3体以上)製作される場合は、それほど材料費には反映されてきません。

この2点がクリアーされるのであれば、特色染も問題はありません。

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着ぐるみのメンテナンス、ブラシ。

着ぐるみのメンテナンスに欠かせないのが、ブラシです。

ブラシは、基本的に生地に応じたものを使うように心がけたいものです。

ボア生地の毛並みを整える際は、少し硬めのブラシ、または毛玉取り用のブラシを使用します。

ポンチや、ツーウェーなどの生地は、エチケットブラシのような繊維を痛めないものが良いでしょう。

それ以外にも、粘着ローラーなどの小さなホコリやゴミを取る際に用いるものもあります。

当社では毛玉取りブラシと殺菌消臭スプレーは、標準でお付けしております。

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着ぐるみのメンテナンス、消臭殺菌。

着ぐるみにとって、夏の時期の一番のメンテナンスは 汗対策、湿度対策にあると言っても過言ではありません。

ここでは、殺菌消臭スプレーについてみてみましょう。

しっかり汗を拭き取った後、今の時期必ず行って欲しいのが、殺菌消臭用のスプレーの仕様です。基本的に衣類用のものを使用します。サンプした後は、しっかり乾かしましょう。好みにもよりますが、スプレー後香りが残るものと、無臭になるものがあります。また殺菌効果も それぞれ違うようです。できれば殺菌性の高いものを使用したいものです。

ここであげた4点は、当社で使用したものです。

残り香が強いものもありますが、参考にしてください。

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当社一押しです。残り香も気になりません。

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着ぐるみの内部に送風機。

夏真っ盛りのこの時期に、着ぐるみたちはイベントに、お祭りにと引っ張りだこです。

これまで何度か厚さ対策に付いて書いてきましたが、新しく色々なグッズが出ています。

特に携帯用の送風機は、この暑さの為か、色々と新しいおしゃれなものが出ています。

また、お値段の方もかなりリーズナブルになってきています。

きっとあると重宝するものを見てみましょう。

基本的に首掛け式が良いような気がします。

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TV美術セット

テレビのセットの為、製作しました。

ハゲ親父と貧乏財布です。

共に直径60cm程度です。

レリーフ状で厚みが25cm程度あります。

裏面には厚ベニア仕込みで、ビスが効くようになっています。

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中国製の着ぐるみ。

ここのところ他社さんで製作された着ぐるみの、修正、補修の依頼が増えてきています。

修正、補修をする場合、特殊な素材やオリジナルの色や柄の生地などのある場合は、まず製作会社にお願いするのが望ましいと思われます。

ただ、最近増えている案件として、国外での製造のものが多くなってきています。

海外製作の着ぐるみそのものに付いては、十数体以上見ていますが(全て中国製でした)大きな問題のあるものはありませんでした。作り方や、素材の違いや、出来栄えに付いても国内生産ものと変わりないと思います。製造の過程については、不明なのでなんとも言えないのですが、少なくとも完成品の質は 国内製造のものと変わらないと思います。

国外(主に中国製)のものに付いて、問題があるとすれば、製作以前の問題(打ち合わせ、デザイン等)と、メンテナンス、修正、補修、保証等の問題が出てくるものと思われます。それも通常日本の代理店さんが入っているので、クリアーされているのでしょう。

ただどうしても違ってくることは、時間的なことと、案外金額的なことがあります。製作自体の製作期間だけでなく、何かの折に対応する時間であったり連絡、搬送、内容把握速度、であったりがそれです。

また、案外金額の面についても安価と言うわけでなく、お客様からお聞きした金額は、安価とは言い難いものでした。(当社製作見積もりの2倍程度の場合がほとんどでした。)修正や補修についても同じです。

国内製作会社の、中国製の着ぐるみの修正、補修については、一部入手が困難な生地を使用していたり(ぬいぐるみの場合はよくあります。)しない限り、ほとんどの会社が問題なく対応できます。一度、お見積もりを取ったり、内容を相談してみるのも宜しいかと思います。

*デザイン的にも 仕様的にも あまり複雑でないものが多いのも特徴の一つです。