着ぐるみのボディー内部には、メッシュを張ります。
張る理由としては、
1、脱着を容易にする。
2、内部の快適性。
3、内部ウレタンの破損防止。
が、主な理由です。
細かな部分に付いては、ウレタンメッシュ素材を 用いることもあります。
テレビの美術着ぐるみや、CM、イベント等の、単発の場合 稀に省くこともあります。表面上は遜色無く、時間とコストの削減になります。
着ぐるみのボディー内部には、メッシュを張ります。
張る理由としては、
1、脱着を容易にする。
2、内部の快適性。
3、内部ウレタンの破損防止。
が、主な理由です。
細かな部分に付いては、ウレタンメッシュ素材を 用いることもあります。
テレビの美術着ぐるみや、CM、イベント等の、単発の場合 稀に省くこともあります。表面上は遜色無く、時間とコストの削減になります。
着ぐるみのボディー、硬質ウレタン原型です。
肩ベルトが 長めの為、横ハーネスが付いています。
手は、操り棒仕様です。
ウレタン原型にも、補強が必要です。脇の付け根や、股下などに布当てをしたり、形状キープのウレタンを追加したりします。
女性仕様で、かなり小さめです。
ヘッドギア着ぐるみの原型段階の 仕込みです。
頭部内に、ヘッドギアを仕込みます。視界窓の位置や、ボディーとの兼ね合いを考慮して ヘッドギアの高さや位置を決めます。視界窓と頭部が離れれば それだけ視界が狭くなってしまうので、大きな頭部の場合 中央よりも少し前にヘッドギアの位置を持っていきます。
ボディーの方にも、肩ベルトを仕込みます。この後 裏側メッシュを張り、ファスナー等を 取り付けます。
着ぐるみの 熱押し原型です。
熱押しが終わった状態です。
これから、つなぎ目の処理をして、目の穴、視界窓、鼻、口、耳等他 付随品を準備します。
同時に中の補強も必要です。場合によってはボア生地を張った後に、補強を入れる場合もありますが 今回は(頭部がとても大きいため 型崩れしないように)生地を張る前に入れます。
ブーツ(足)は、くるぶしより下が熱押しで その上は軟質ウレタンです。(動きやすくする為)
黒い部分は、張るボアが黒のため、あえて黒にしてあります。
熱押し中です。
熱押しは、最初に黒いホームエースを熱をかけ柔らかくなったものを成形します。さらにその上にもう一度、白いホームエースを最初に張ったものに 被せるように貼ります。
都合、20mmの厚さになります。
熱押しは、通常(80cm程度の球体で)12分割して押していきます。形状が複雑だったり、大きなものは20分割以上になる場合も たたございます。
着ぐるみの 発泡原型を完成させ、熱押ししていきます。
頭部は 内側に黒いホームエースが来るように、外側に白いホームエースが来るようにして 2重に熱押ししていきます。
内側を黒くするのは、内部が見えないようにする為。
外側を白くするのは、更にその上に張るボアなどの生地の色が透けて損なわないようにです。
新規制作開始です。
頭部がちょっと大きめです。
着ぐるみの大きさの目安は、例えば 天井の高さだったり、ドアの幅だったりします。
天井は、動きも考えて大体220cm程度まで、ドアは、マイナス3〜5cmが目安です。
それ以外にも 全体の安定感や、躁演者の体型、手や足の仕様にもよります。
基本的に 人間が動かすことを想定すると おおよその寸法が決まってきます。
只今、着ぐるみの発砲原型等の保存用倉庫確保で思案中です。
発砲原型については、3ヶ月は保管します。また、要望があれば延長もできます。
基本的に、1年以上経過したものは廃棄という形をとっています。
リメイク等のプランがある場合のみ、さらに保管します。
恐竜のかぶりものです。
少し大きめなので、顎下でマジックテープ止めになっています。
内側も滑り止めが付き、くし付きカチュウシャ仕様になっています。
着ぐるみのひな祭り仕様です。
ベースの着ぐるみに、お内裏様とお品様の衣装を纏います。
お雛様の方は、二重に纏います。
生地も華やかな模様の織物なども取り入れ作りました。