着ぐるみ内部仕様。

着ぐるみは、作り方やその大きさ、重さ、仕様によって内部の作りが異なります。

私たち作り手が見れば、だいたいどのような人が(会社が)作ったか判るくらいです。

中でも頭部の内部を見れば、その着ぐるみの大体の仕様が解ります。

ヘッドギアの仕様や、視界の確保の仕方、補強の仕方、等 各社それぞれのやり方があります。

各社各々 色々と企業努力されていて、日進月歩です。我々も常に最新の技術を取り入れて、より快適で丈夫な皆様に愛される着ぐるみを目指しております。

 

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ヘッドギア。
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肩乗せ仕様。
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肩ベルト。

年度末です。

3月に入りました。だいぶんと暖かくなってきました。

着ぐるみには一層の活躍の季節です。

おかげ様で当社もフル稼働です。

キャンペーン制作分も、残り2体となっております。

8体目 新規分、 先日より細作開始しております。

 

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靴の発砲原型です。
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頭部発砲原型です。

着ぐるみのリメイク。

昨今、新規の制作よりも リメイクのもののお問い合わせが増えてきました。

当社で以前制作させて頂いた着ぐるみだけでなく、他社さんでの制作されたものもお問い合わせ頂いております。

当社制作のものについては、とても嬉しく思っております。

また、他社さんで制作されたものも ありがたく相談させて頂いております。と言いますのも、リメイク自体全く同じものを求められる場合、いろいろな問題があります。制作会社により 作り方も違えば素材も違います。作る職人が変われば図面の解釈も微妙に変わってきます。

着ぐるみは基本的に(初回発注時に複数の発注があった場合は含みません。)全てオリジナルです。世界にひとつだけのオーダー製品です。職人が一つ一つ手作りしておりますので、リメイクは新規オリジナルで制作するよりもかなり神経を使います。

当社では、他社さんの着ぐるみのリメイクに付いては 原則 既存の着ぐるみを見させて頂くようにしています。ほとんどの場合、問題は無いのですが、稀に仕様を相談させていただかなくてはいけないものもあるからです。生地が廃盤になっていたり、破損や不合理な部分については、お客様にキチンとした説明の後、ご理解を頂いたものだけを 変更、修正させて頂いております。

 

獅子頭

獅子頭です。舞台、イベント用に製作しました。

日本の獅子舞のものよりも、かなり中国寄りの感じです。

瞼と口が、動きます。

かなり大きなサイズですが、結構軽く仕上がっています。いつも(ホームエース等のスチレン系のもの)と違って、和紙を重ね貼りして制作しました。

 

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生地の部分染め。

着ぐるみの生地の部分染めに使う材料です。

生地を特色で染める場合、基本的には ワンロール丸々染めることになります。

その場合、コストも時間もかかります。

ほんのちょっとした部分を拘りたい時は、部分染めをすることができます。

やり方としては、少量の生地を 専用絵の具等で手染めするか、染めQと言うスプレーで行います。ただ、染めQは、対応できる色数も少なく どうしてもボア生地の風合いが損なわれてしまいます。手染めの場合も同じような事が言えます。

どうしてもキャラクターの性格上、欲しい色味があるのも事実で、何とかお客様の要望に答えれるよう考察していきたいと考えております。

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烏帽子

烏帽子です。

かぶりものというよりは、烏帽子そのものです。

帽子も作り物もいくつか作りました。

着ぐるみの付属品としてであったり、麦わら帽子の大きなものやシルクハットなど いろいろです。

着ぐるみのかぶった帽子もいろいろで、チャイナ帽や麦わら帽子や野球帽、兜も幾つかありました。

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レッドベアー

真っ赤なクマのかぶりものです。

クマの着ぐるみ、かぶりものは、当社ではもっとも多いモチーフです。

ウサギや猫や犬やうしを抑えてクマが一位でした。似ているものでアライグマも何体化制作しました。

リアルなものから可愛いキャラクターまで、いろいろなパターンで活躍しています。

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着ぐるみと階段。

昨日、お客様より 足の可動について、「どのくらい動けますか?」と言うご質問がありました。

その着ぐるみは、最初から「かなり激しい動きもできるように」制作されていたので、走ることも十分にできました。ただ 体操の床競技のような、バク転などはまた別の作りが必要になります。と、お応えをしました。お客様は満足のようでしたが、ただ階段だけは、気を付けて下さい。と付け加えておきました。

着ぐるみの足(靴)は、かなり通常のものに比べて大きく作られていることが多く、階段の上り下りにはむきません。カニ歩きのように靴を横向きにして 行うか、サポートの人に手助け頂く形が求められます。階段も幅の広いものや、1段の段差のようなものについては、まだ大丈夫ですが、一人で通常の階段の 上り下りについては、注意が必要です。

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スポーツの応援などで活躍していますが、靴幅が大きく 階段は苦手です。
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とてもコンパクトに作られ通常の靴のように歩けます。後は視界の問題です。
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ブーツ状のものは、靴幅だけで無く 膝が曲がりにくくなります。
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既存のデッキシューズに直接生地を張ったものです。視界や着ぐるみの大きさが クリアー出来れば、階段も大丈夫です。

 

着ぐるみ発注時に追加するもの。

着ぐるみの発注時に基本のものに、追加が予想されるものを考えてみました。

着ぐるみは、発注時に 一式不備の無いようセットになっています。本体以外に、巾着袋や、メンテナンス用品がそれにあたります。

それ以外によく追加されるものとしては、電動ファンと手と足(靴)の追加です。

発注時に同時にご注文頂けると、洗濯や修正時に不便が無いだけでなく、再度採寸したりする現調等の手間も省けます。

また、金額面でも再発注のものより、かなり低コストで製作できます。

以前、靴(足)の追加と電動ファンを製作時に追加された お客様の例としては、靴は2万円→1、5万円。電動ファン7千円→5千円。となります。

また、同時に複数製作する場合、同じものを製作する時と、サイズを変えたり 色を変えたりする場合もあります。

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着ぐるみの手。

着ぐるみの手は、いろんな種類があります。大きく分けると 5本指、4本指、3本指、ミトン式、羽、指が無いもの、手が無いものとなります。

違う分け方をすれば、ものが持てるもの、持てないもの、演者の手が入っていないもの。となります。

当社の制作数としましては、一番多いものは、ミトン式以下順に5本指、4本指、指が無いもの、羽、手が無いもの、3本指、の順でした。

他の見方としては、爪のあるもの、肉球があるものなども見かけられます。

 

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