着ぐるみの鼻。

着ぐるみの鼻を改めて見てみると、案外付いて無いものがたくさんあることに驚きました。当社制作のもののうち、3割強が鼻がありませんでした。

もちろん、生き物でないキャラクターの場合もあるので、顔の要素として必ず必要ということでは無いのですが、かなりの数 鼻は付いていませんでした。

大体は、ボア生地を張ったものを後付けするタイプが主流です。

動物系のものは、合皮で張ったりします。

通気や視界を兼ねるものもあります。

顔の中心にあることが多く、形や色で存在を主張していることが多いようです。

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着ぐるみを進化させよう。

皆様の着ぐるみをいろんな方法で、進化させよう。

今ある既存の着ぐるみを ほんのちょっと手を加えて新しい魅力を見つけてみませんか?

着ぐるみは、常にメンテナンスの必要が伴います。破損時たり汚れたりしたものを放っておくと どんどん着ぐるみから遠ざかってしまいます。そんな時、ちょっとした修繕やメンテナンスと一緒に 一手間加えるだけで新たな着ぐるみの魅力を見つけてみませんか。付属品を足したり、服を着替えさせたり、もっと簡単にできることもあります。

片目を瞑るようにしてウインクさせたり、まぶたの形状を変えて表情を変えてみたりするのも面白いかもしれません。

ポケモンが進化するように、どんどん新しいアイディアでいつも新鮮なオシャレで愛される着ぐるみダといいですよね〜‼️

着ぐるみフロッチ君 制作の流れ
フロッチくんの基本バージョンです。
着ぐるみフロッチ君 制作の流れ
ズボンを履きました。
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シッポが生えてきました。
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ポシェット追加。
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瞼で表情を付けます。少し疲れた、寂しいののかナ。
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瞼で表情、元気一杯、怒っているのかも。

着ぐるみの目の形状。

着ぐるみにとって目は、 一番のチャームポイントと言えるでしょう。これまで数百体の着ぐるみを製作してきましたが、目が無いものは無かったように思います。

勿論、演者の顔出しタイプのものは別として、大きなものから豆粒程度のものまで、丸や楕円、三角や星型、線状のもの、三日月型、波型など、形状は様々です。

また、そのほとんどで視覚窓の役割と、通気の機能も備へていることが多いです。

目の位置によっては、視覚としては使えない場合もありますが、光取りとして活躍します。

基本的に、塩ビ板やスチィールメッシュ、オーガンジーなどの生地で作成します。

形状的に球体状の成形加工をして使います。

塩ビ板も厚さ1mm以上のものを使用しますので、破損の心配はあまり無いのですが、擦り傷や凹みなどには、注意が必要です。

 

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着ぐるみの口の仕様。

着ぐるみにとって、口の形や仕様は それぞれのキャラクターにおいていろんな意味で大切な部分です。

もちろんデザイン的に、顔の要素として大切です。キャラクターの表情や雰囲気を作るのにとても活躍します。

また、デザインだけで無く、視界窓や通気の機能も担っています。その場合 通常は、スチィールメッシュやオーガンジーやチュルク等の生地などを使って制作します。

口もまた 昨日の耳と同じように、 収納や梱包、運搬等の際に 持ち手のように扱われたりする為、破損しやすい部分となってしまいます。

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着ぐるみの耳制作工程

着ぐるみの耳の制作としては、ほとんどの場合が 頭部が出来た後に 取り付けます。

ウレタン等で原型を作り、ボア生地を張ります。耳の内側に色違いのフエルト等を張ることもあります。

耳の周り全体に仕込んだ針金を、頭部に差し入れ 内部で固定します。頭部の接合部は、ボアの毛足をカットしてボンドで接着します。

耳は、頭部の表面上 突起した部分として、破損の多い部分です。破損の原因は、操演時(躁演時では、お子様に引っ張れたり  ドアや壁、植え込みなどに接触した際生じております。)のものよりも準備、収納時に多く見られます。特に脱着時と収納、梱包時には注意してください。

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耳の原型を作り、頭部と合わせて大きさ等を確認します。
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ボア生地等をかぶせます。
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生地をかぶせた状態で、もう一度大きさや色味等を確認します。
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左右のバランスを図面を見ながら確認して、取り付けます。

着ぐるみの耳。

着ぐるみの耳です。着ぐるみには、常に耳があるわけではありませんが、あらためて見てみると色々とキャラクターの特徴が見えてきます。

大きなものから、動物系の耳、人間型の耳、穴だけの耳色々とあります。

ほとんどのものは、頭部の使用に類似したものが多いようです。

作り的には 頭部から突起した形状なので、破損が多く しっかりした取り付けと、安全等の配慮した仕様が求められます。(必ず番線等で頭部にしっかり取り付け、収納等や使用時に 支障が無いよう心がけております。)

 

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子供仕様。
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人間型。
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アライグマ
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ウシ。
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鬼。
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ネコ。
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子供仕様。
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ヒツジ。
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ライオン。
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イヌ。
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少年仕様。
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クマ。
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ウマ。
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タツ。

 

着ぐるみ制作時の足の仕様について。

着ぐるみの足の仕様を 大まかに分けると、足首のところでセパレートにするか、一体型にするかという点でしょうか。

基本的に、靴などを履いている着ぐるみは、靴と足とを別に制作します。

一体型の場合は、動物などの 靴を履いていない裸足の場合や、キャラクターデザイン的に 同色の足になっていることが多いです。

セパレートに成っていることのメリットとしては、

1、脱着がし易い。

2、メンテナンスも楽です。

3、操演者の身長の調整が出来ます。

4、動きによる足のネジレが緩和できる。

5、収納が楽。

などがあります。

デメリットとしては、

1、デザイン的に 切れ目の線が入ってしまう。

2、動きによって、つなぎ目が気になる。

 

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一体型。

デメリットは、デザイン的な問題が大きいようです。デザインに問題がない場合は、セパレート式をお勧めしております。

 

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一体型。
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一体型。
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一体型。
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一体型。
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一体型。
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セパレート式。
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セパレート式。
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セパレート式。
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セパレート式。
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セパレート式。

クマの着ぐるみ、バレンタインバージョン。

クマの着ぐるみです。

どこがバレンタインバージョンかと言われると。胸の辺りを注意して見て下さい。

判りますでしょうか?模様がハートマークになっています。

2体ペアーの制作です。

濃い茶色の方が、男の子設定。薄い方が女の子です。

視界は、顎下の首から取っています。

男性仕様なので、2m以上身長になっています。

 

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男の子だよ。
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女の子です。

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着ぐるみ、肩乗せタイプ

先日の肩乗せタイプのクマさん着ぐるみです。

完成形です。首自体があるわけではありませんが、肩が出ているだけでかなりバランス良く見えます。

人間の着ぐるみのように、どうしても首が見えないと窮屈な感じになってしまうものもありますが、それ以外ではそれほど首に拘る必要は無いと思われます。dsc06191 dsc06189