着ぐるみの手の動き

着ぐるみの手の動きには、その形状で大きく3通りに分けられます。

1、肩が出ているタイプ。頭部肩乗せタイプの着ぐるみの場合です。動かしやすく、形状も人型に近いので自然です。

2、肘から下を出すタイプ。頭部肩入れタイプの着ぐるみに多いです。基本的には手は使えます。肘から下だけしか出ていないので、動きが制約されます。指は、ミトン式でも5本指での問題ありません。ボディーの大きさによりますが、左右の手が繋げないこともあります。肘をわき腹に付けた状態で操演することになるので、窮屈な感じがあります。

3、操演者の手が届かないタイプ。操り棒などで動かします。指は使えません。頭部がとても大きい場合や、頭部とボディーが一体になっている着ぐるみに多いタイプです。

それぞれメリット、デメリットがありますが、キャラクターの性格にあった仕様の選択が大切となります。

dsc04631
頭部顔出し式のタイプです。
dsc02450
頭部肩乗せ。肩まで出ているタイプです。
dsc04398
少し肩が頭部に入っていますが、肩から動かせるタイプです。
dsc01752
肘から先を動かすタイプです。
dsc02130
操り棒で動かすタイプです。
dsc02107
操り棒で動かすタイプです。