着ぐるみの手の動きには、その形状で大きく3通りに分けられます。
1、肩が出ているタイプ。頭部肩乗せタイプの着ぐるみの場合です。動かしやすく、形状も人型に近いので自然です。
2、肘から下を出すタイプ。頭部肩入れタイプの着ぐるみに多いです。基本的には手は使えます。肘から下だけしか出ていないので、動きが制約されます。指は、ミトン式でも5本指での問題ありません。ボディーの大きさによりますが、左右の手が繋げないこともあります。肘をわき腹に付けた状態で操演することになるので、窮屈な感じがあります。
3、操演者の手が届かないタイプ。操り棒などで動かします。指は使えません。頭部がとても大きい場合や、頭部とボディーが一体になっている着ぐるみに多いタイプです。
それぞれメリット、デメリットがありますが、キャラクターの性格にあった仕様の選択が大切となります。