濡れた着ぐるみのメンテナンス。

お客様から、昨日の雨で濡れてしまった着ぐるみの メンテナンスに付いて 問い合わせがありました。

基本的にドライヤー等で乾燥させる場合は、送風でお願いします。またボア生地の毛並みを整えるようにしてブラッシングをかけてください。生渇きのまま放置すると、異臭の原因になりますので 必ず完全に乾かした後に、保管してください。

ウレタンなどの 原型素材まで濡れたり水気が浸みてしまった時は、乾いたタオルなどで 両側から抑えて極力タオルに吸い取らせてから、ドライヤーや乾燥機などで乾かすようにしてください。

靴部に水気が入った場合は、しっかり内部を拭き取ってから、消臭、殺菌スプレー等を施し、中にティッシュなどを詰め込み 少し時間をおいてください。しっかり乾燥した後 それを取り出し、中に乾燥剤を入れて保管してください。

汚れなどが付いてしまい、シミなどになってしまいそうな場合は、あまりこすったりしないで、家庭用のシミ取り剤を薄めにして 叩くようにして取るようにしてください。

内部に付いては、乾いたタオル等で水気をしっかり拭き取ってから、殺菌、消臭等のスプレー等を施し、よく乾かしてから 乾燥剤などを入れて保管してください。

クリーニングに出す場合は、電動ファンなどの機械類が付いていると断られることがあります。そんな時は当社までお送りいただければ、脱着等の作業だけでなく、簡単な補修も兼ね無料にて行わせていただきます。クリーニング代は実費のみかかります。(当社製作の着ぐるみに限ります。他社さんの製作のものに付いては、有料になるものもあります。)