昭和のイメージ漂う ロボットの着ぐるみ。箱を組み合わせて刳り貫き中に人が入る。昔のロボットのイメージです。着ぐるみを着ていると言うよりは、ロボットそのもののイメージがそこにはありました。
今ではロボットのイメージ自体が変化してしまいました。勿論 今でもロボットのような着ぐるみはあります。それはゆるキャラと言う着ぐるみでは無い雰囲気があります。
又、今では、製作の技術も素材も随分と進化しました。しかし、ロボットのような箱ものは、イメージ以上に製作は簡単ではありません。人間の(操演者)動きを妨げない形状にするには、いろいろな工夫が必要となります。大きさも 人が演じる為にはどうしても必要なボリュームがあります。昔のように段ボール箱を組み合わせただけのものを 無理矢理動かしてしまう、中の操演者が見えてもお構い無し、そんな着ぐるみも何だか良いかもしれません。