オリジナルのかぶりものたちです。
当社製作、TVバラエチィー番組使用。
オリジナルのかぶりものたちです。
当社製作、TVバラエチィー番組使用。
ハロウィンが近づいて来ました。
ハロウィンについては、特別に製作したものは、魔女の帽子と付け鼻、マントと杖のセット、や悪魔などのかぶりものになります。
ただ、近年かぼちゃや魔女といった決まった仮装だけでなく、自分らしさや、個人の価値観、世相等色々な仮装が受け入れられて来ているようです。
楽しく目立ったもののカチ。
カンムリワシのかぶりものです。
TVバラエチィー番組使用。
ハロウィンも近くなって来ましたので、既製品とは違うオリジナルのちょっと違ったかぶりものを紹介します。
掲載するかぶりものは、すべて当社の製作品です。
「ドク太」くん製作中です。
犬のイメージのキャラクターです。
他に「ナーピー」と言う、ひよこモチーフのキャラクターがあります。(ぬいぐるみ設定です。)
2体はセットで活躍する予定です。
発泡スチロール原型発泡スチロール、熱押し、が終了し、頭部の熱押し原型が 形になって来たところです。
ボディーの原型が上がった状態で、全体の形状をアップします。
熱押し整形式全身タイプの着ぐるみは、その大きさ故に大変なこともあります。
1つは、大きい為、梱包、運搬、保管が大仕事になってしまいます。
2つ目は、操演者への負担です。基本的に全身タイプは、中の空間が広い為、通常のものよりは窮屈感や息苦しいと言うことも少ないようです。その反面、重さのデメリットがあります。ほとんどの場合は、肩ベルトや、背負子を付けている為 問題は無いと思われます。
3つ目は、動きが制限されてしまうことです。例えば、お辞儀をする時は 全体を傾けることになります。(腰から曲げることができない。)小さなお子さんと握手をするのも、しゃがむのが苦手だったりします。
しかしながら、全身タイプの大きさのインパクトは大きく、これまで当社で製作したものは、いずれ良い評判と聞いております。
着ぐるみは、基本的に活発に動くことは苦手です。それでもある程度の自立性は持っています。
歩く程度の移動や、簡単なダンスや挨拶、椅子に座ったり、膝をつく程度の屈伸運動。
もちろん、各々キャラクターの差はあります。
しかし、それ以上のパホーマンスを求められることもしばしばあります。
例えば、スポーツの応援パホーマンスや、舞台のダンスシーンなど、飛んだり跳ねたり、走り回ったり、時には前転(でんぐり返し)、バク転などもやってのけるものもあります。
勿論、操演者の身体能力も必要ですが、それにあった着ぐるみの製作内容も必要です。
靴を小さめのスポーツ仕様にしたり、ボディー部を薄手にしたり、頭部を小さめにしっかりした固定にしたりと、工夫が必要です。
着ぐるみの生地を決める上で、大切なことが幾つかあります。
1、デザイン的な問題。色、質等。
2、機能的問題。動きや、耐久性。
3、コスト的な問題。既製で無いものの場合は、特色染めになってしまいます。
4、期間的問題。取り寄せや、特色染めになりますと入荷に時間がかかります。
5、製作の上の技術的問題。シワになったり、厚みが出たりしてしまうことがあります。
生地の選定の折に、予めご相談、アドバイスしますので その上でサンプル表等で選定していただきます。
又、予め 当社からそれぞれに応じた 生地サンプルを作成してお送りすることもあります。
着ぐるみにとって、視界をどうするかは 最重要ポイントの一つです。
ほとんどの場合は、目や口などの顔の要素を利用して視界を取るようにしています。
どうしても、顔の要素などを利用して視界が取れない時は、視界窓を開けることがあります。(稀にですが、操演者がどこに視界窓を開けても操演ができないものもあります。そんな時はカメラの映像で視界をとったことがあります。)
視界窓は、通気の役割も共に持っていたりします。
1箇所だけで無く、2箇所、3箇所と幾つの視界を取ることで、より広い視界を確保することもあります。
着ぐるみの手に付いては、まず人の手が入るか入らないかの問題があります。
人の手が入るということになりますと、今度はどの程度の機能か?又、デザインで手の仕様が、異なってきます。
人の手が入らない場合でも、操り棒だったり、吊り紐だったりして、動かすこともあります。
人の手が入る場合は、5本指、4本指、3本指、ミトン式、棒状のもの、羽根などがあります。
着ぐるみの手は、素手のようにものを持ったり、表情を表したり出来る訳ではありません。
機能とデザインにあった仕様を選択することが必要です。