着ぐるみと重さ。

着ぐるみを製作する上で、大きさは色々な諸条件で あるて以後の決まりごとのようなものがあります。例えば天井の高さ、ドアの幅、などである程度以上ですと不自由な部分が出てしまいます。

それと同様に あながち無視出来無いのが頭部等の重さです。重いということで操演者の負担が増えるだけでなく、バランスを崩しやすくなったりします。

頭部が重すぎないようにボア生地の選択や、形状のバランスにも気を付けることが必要です。

勿論、ヘッドギアや肩ベルト、背負子等で重さを緩和することはできますが、予め デザインの段階より考慮が必要です。

着ぐるみ用、エプロン。

着ぐるみに、後付けで 前掛けやエプロンを付けることがあります。

コックの着ぐるみや、女の子のキャラクターなどに多く見られます。

それらは、ほとんどが後付けで、脱着仕様です。

簡単に、親しみやすさを演出するには、打ってつけのアイテムです。

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着ぐるみのパーフェクトセット。

季節限定で、着ぐるみのパーフェクトセットご用意しました。

梅雨から秋の涼しくなる頃まで、着ぐるみにとって 暑さと湿度は大敵です。

そこで、暑さと湿度に対応するためのセットをご用意しました。

着ぐるみ本体一式に対して、電動ファン、クールベスト(保冷剤)、乾燥剤、曇り止めスプレー、毛玉取りブラシ、消臭殺菌スプレー、

更に 手と、足(靴)を一対づつお付けします。

お値段も着ぐるみ本体+2万円で、本年度の9月末日までのサービスとさせて頂きます。

着ぐるみと乾燥機。

着ぐるみにとって 今の季節の湿度は、一番の大敵です。

湿度に対しての 一番の対策は、乾燥です。乾燥剤を使ったり、視界の塩ビ部分には曇り止めスプレーを使ったりします。

中でも、操演終了後の乾燥は、大切です。

内部の汗や汚れをしっかり拭いた後 乾燥させます。その折 乾燥機を用います。

布団乾燥機の部類で ボディーや頭部を乾かします。足や手などは、シューズ用の乾燥機を使うことが多いようです。この一手間が、次回の操演を快適にします。またカビの発生や、ボア生地のイタミの軽減できます。

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布団乾燥機
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シューズ乾燥機
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シューズ乾燥機

着ぐるみのライティングボード。

着ぐるみは、キャラクターの性格上 言葉を発しない場合があります。そんな時、文字で会話をする場合に ライティングボードを使います。某プロ野球球団のマスコットキャラクターも有名ですが、(少し書いている時間のタイムラグがあります)有効なコミニケーション手段になっています。

写真のものは、首から掛けて使います。手などの動きが 文字が書ける仕様になっていることが大切です。

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着ぐるみのサポート。

着ぐるみには 操演者の人と、それをサポートする人の 最低2人の人が必要です。

サポートの人は、裏方のようですが、とても大切な作業があります。

準備段階の作業や、脱着の際、操演中のサポート、出演終了後のメンテナンスや保管。休む暇も無い位に仕事は次々に出てきます。

特に脱着の際などは、操演者だけでは難しいことも多く、必ずサポートの人に手伝ってもらうようにして下さい。

できれば着ぐるみそれぞれに、専属の方が付いて頂くのが理想ですが、着ぐるみそれぞれの特性等の情報の伝達が大切です。

操演に関する伝達や、壊れやすい部分の情報、保管や収納の仕方など、大切な情報を箇条書きにしておくと良いかもしれません。

着ぐるみの上に。

テレビ、バラエティ番組で使用。

某着ぐるみの頭に取り付けました。(脱着可能)

リアル系の作りの為、少し重さが気になりました。

ほぼ実物大です。

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顔出し着ぐるみの面下。

面下は、顔出し着ぐるみの下に 予め操演者が、顔の隙間や首などが見えないようにかぶるものです。特に頭部とボディー部が分かれている場合に使われることが多いです。色は基本的に、かぶりものと共色に成るようにします。

顔出しで無い着ぐるみでも、視界の塩ビ部分が大きかったりするときに 中の演者が透けて見えないようにかぶる場合もあります。この場合は、色を黒などの暗い色にします。

顔出しの場合は、顔の正面全面が楕円状に穴が空いており、そこから顔が出ます。

目のみの場合もあります。耳穴がある場合もあります。

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着ぐるみの大きさ。

先日、某民放テレビの取材で、着ぐるみの大きさについて質問がありました。

当社製作の着ぐるみでは、高さのMAXは3mです。ただこの着ぐるみは、通常のゆるキャラとは違い舞台で使用することが前提のものです。通常の着ぐるみに付きましては、基本的に高さは天井高を考慮して2m30cmよりも高くならないよう アドバイスしております。また、幅もドアやエレベーター等の幅を考慮することを お勧めしております。

勿論、キャラクターの性格上必要な高さや大きさもありますが、その折は部分脱着や、変形可能な素材の提案をしています。

また、足や手なども 大きさに応じて、ものが持てなかったり、歩きにくくなってしまいます。

大きさに付いては、大きいことのメリット、デメリットを考慮して決めることを お勧めします。