中国製の着ぐるみ。

ここのところ他社さんで製作された着ぐるみの、修正、補修の依頼が増えてきています。

修正、補修をする場合、特殊な素材やオリジナルの色や柄の生地などのある場合は、まず製作会社にお願いするのが望ましいと思われます。

ただ、最近増えている案件として、国外での製造のものが多くなってきています。

海外製作の着ぐるみそのものに付いては、十数体以上見ていますが(全て中国製でした)大きな問題のあるものはありませんでした。作り方や、素材の違いや、出来栄えに付いても国内生産ものと変わりないと思います。製造の過程については、不明なのでなんとも言えないのですが、少なくとも完成品の質は 国内製造のものと変わらないと思います。

国外(主に中国製)のものに付いて、問題があるとすれば、製作以前の問題(打ち合わせ、デザイン等)と、メンテナンス、修正、補修、保証等の問題が出てくるものと思われます。それも通常日本の代理店さんが入っているので、クリアーされているのでしょう。

ただどうしても違ってくることは、時間的なことと、案外金額的なことがあります。製作自体の製作期間だけでなく、何かの折に対応する時間であったり連絡、搬送、内容把握速度、であったりがそれです。

また、案外金額の面についても安価と言うわけでなく、お客様からお聞きした金額は、安価とは言い難いものでした。(当社製作見積もりの2倍程度の場合がほとんどでした。)修正や補修についても同じです。

国内製作会社の、中国製の着ぐるみの修正、補修については、一部入手が困難な生地を使用していたり(ぬいぐるみの場合はよくあります。)しない限り、ほとんどの会社が問題なく対応できます。一度、お見積もりを取ったり、内容を相談してみるのも宜しいかと思います。

*デザイン的にも 仕様的にも あまり複雑でないものが多いのも特徴の一つです。

着ぐるみの修正。

本日は着ぐるみの修正の依頼で、引き取りに伺います。

着ぐるみの修正やメンテナンスのご依頼を受けるたびに、引き取りと納品に付いてお客様にご面倒かけてしまうので、何か良い方法がないか考えているのですがなかなか良い方法が思いつきません。

本日も他社さんの製作したものの修正ですが、近場ということもあって引き取りに伺うことができます。

修正の場合、できうる限りお客様のご意向をきちんとお聞かせいただくことが大切になります。引き取りに伺えれば、お客様の顔を見て修正の内容をしっかり聞くことができるので、よりご依頼に沿った修正が出来るものと考えます。

当社としましては、千葉県はもとより、都内や神奈川、埼玉なども極力引き取りに伺わせていただき、よりスピーディーに尚且つ確かな仕事のできるように考えております。

また料金の点でも、発送修正よりもリーズナブルになるよう努めております。

 

濡れた着ぐるみのメンテナンス。

お客様から、昨日の雨で濡れてしまった着ぐるみの メンテナンスに付いて 問い合わせがありました。

基本的にドライヤー等で乾燥させる場合は、送風でお願いします。またボア生地の毛並みを整えるようにしてブラッシングをかけてください。生渇きのまま放置すると、異臭の原因になりますので 必ず完全に乾かした後に、保管してください。

ウレタンなどの 原型素材まで濡れたり水気が浸みてしまった時は、乾いたタオルなどで 両側から抑えて極力タオルに吸い取らせてから、ドライヤーや乾燥機などで乾かすようにしてください。

靴部に水気が入った場合は、しっかり内部を拭き取ってから、消臭、殺菌スプレー等を施し、中にティッシュなどを詰め込み 少し時間をおいてください。しっかり乾燥した後 それを取り出し、中に乾燥剤を入れて保管してください。

汚れなどが付いてしまい、シミなどになってしまいそうな場合は、あまりこすったりしないで、家庭用のシミ取り剤を薄めにして 叩くようにして取るようにしてください。

内部に付いては、乾いたタオル等で水気をしっかり拭き取ってから、殺菌、消臭等のスプレー等を施し、よく乾かしてから 乾燥剤などを入れて保管してください。

クリーニングに出す場合は、電動ファンなどの機械類が付いていると断られることがあります。そんな時は当社までお送りいただければ、脱着等の作業だけでなく、簡単な補修も兼ね無料にて行わせていただきます。クリーニング代は実費のみかかります。(当社製作の着ぐるみに限ります。他社さんの製作のものに付いては、有料になるものもあります。)

 

着ぐるみと人形。

着ぐるみと同じキャラクターのディスプレイ用人形です。

基本は、イラストのキャラクターです。

着ぐるみは 首下が長く、手を動かす為、演者の手が届く比率になっています。

ディスプレイ用の人形の方は、アングルで自立させます。比率的にはデザインイラストに近いものとなります。

ディスプレイ用ですが、FRP製の硬質なものでは無く、どちらかと言うとぬいぐるみに近い柔らかな感じです。

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製作途中写真です。左側が着ぐるみです。 着ぐるみも製作途中です。

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着ぐるみの電飾。

夏の着ぐるみは 、 昼間だけで無く 夜間も活躍します。

中でもお祭りは恰好の活躍の場かもしれません。

お祭りに登場する着ぐるみとしては、こんなアイテムはいかがでしょうか?

目立つこと間違いなしです。

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傘の下と花飾りにLED電球が仕込んであります。
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電飾は外部からリモコン操作できます。

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カタナ型のハリセン。

カタナの形をしたハリセンです。

テレビ、イベントで使用。  

持ち手のところに差し込み式になっています。(刃渡りのハリセン部分が交換できるようになっています。

かなりしっかりとした作りなので、少し重めになってしまいました。

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