硬質ウレタン原型に生地張り。

昨日の硬質ウレタンに 生地を張って行きます。

通常は、ボア生地の6mm毛足のものが主流です。

毛足の方向や癖を見極めながら張って行きます。

スポンジウレタン(軟質ウレタン)の場合は、縫製したものを原型に被せて行くやり方もあります。

視界窓や通気口などを調整しながら 気をつけて進めます。

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視界は目と口から。通気は鼻と口から。

 

着ぐるみ、発泡スチロール原型から硬質ウレタン原型。

昨日ののブログのように最初に発泡スチロールで原型を作ります。

次にその発泡スチロール原型に、硬質ウレタンを2重に張るようにして 製品になる原型を作ります。これを綺麗に整形し生地を張って行きます。

最初の発泡スチロール原型に比べて、都合 硬質ウレタン20mm+生地(通常のボア生地は6mm毛足)大きくなります。

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着ぐるみの発泡スチロール原型。

着ぐるみの頭部発泡スチロール原型です。

この発泡スチロール原型に、ホームエース10mm厚(ウレタンホーム)を 2重に張って行きます。都合20mmになります。

全体に20mm大きくなるので、それを考慮して発泡スチロール原型を製作します。

この段階で、形のチェックをお願いします。dsc03840 dsc03850

着ぐるみ製作、キャンペーン実施中。残り5体❗️

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頭部の発泡スチロール原型です。

新規の着ぐるみ製作開始しております。

新規着ぐるみのキャンペーン製作実施中です。残り5体となりました。最初の打ち合わせデザインから最終納品までのフルセットで、30万円のキャンペーンです。

キャンペーン製作は、あと5体限りです。

キャンペーン期間中には、他にも特典があります。

電動ファンの取り付けが無料になったり、付属品が充実したりします。

新規での着ぐるみ製作を ご検討されているお客様は、お気軽にお問い合わせください。

シロクマの着ぐるみ

シロクマの着ぐるみです。

TVバラエティ番組で使用。

動き易くする為に、内側のウレタンは10mm厚のものを使用。

顔出しではありませんが、口から視界と通気を取っています。

背中ファスナーで、ボディーは総て一体型です。

手も ものが持ち易いように、5本指、滑り止め仕様です。

足も滑り止め仕様の足裏ゴムです。

全体に、毛足25mmの長ボア仕様です。

身長170cm男性仕様です。

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着ぐるみ製作に於ける金額削減。

昨日の続きになりますが、ここでは 着ぐるみ製作発注時に於けるコストの削減について考えてみました。簡単ですが、下記のことを 発注時に考慮されていれば、コストの面だけでなく、満足のいく製品の製作に繋がるものと考えます。

金額は、製作会社によりかなり開きがあります。また製作会社以外の代理店等の役割によっては、最終的な金額は大きく変わってしまいます。いずれも必要なものもあれば無駄なものもあります。ただ言えることは、最終的な製品に、ほとんど違いが無いと言うことです。金額が高額であれば良い製品と言うことは、ありません。製作の現場は、ほぼ同じです。

ここでは製作時に於ける、コストの削減のみについて考えてみましょう。

まず製作に必要な材料等のコストは、各社それほど変わらないと思われます。ただ仕様の違いや、行程の違いにより違いはあります。

材料以外の設備費や連絡費や送料や管理費、そして人件費でかなり違いが出てきます。

ただ 各社各々の算出したもので、違いが生ずるのは仕方ないかもしれません。

それでも、いくつかの点を考慮し製作に生かせれば、コストの削減に繋げることが出来るでしょう。その幾つか例を書き出してみます。

1、明確なイメージの提示。

2、迅速な打ち合わせと決定。

3、仕様内容の検証。

4、報告、管理の徹底。

5、製作期間、日程、時期。

上記のような内容を考察し、制作側とすり合わせていければ、かなりのコストの削減ができるかと思われます。

例えば、当社の簡易着ぐるみを製作する場合、通常の着ぐるみの仕様で進める場合と、最もコストを削減したものとでは、半額に近いものとなります。

勿論、全てが同じ製品とは言えませんが、必要な部分については全く問題は無いと言えます。

着ぐるみの製作発注時には、一考してみて下さい。DSC07765

簡易着ぐるみ

簡易着ぐるみです。

原型をウレタンボード等で作り、生地を張ったり、着色したりして製作します。中の仕込みは、通常のものとあまり変わりません。内側がウレタン(スポンジ系)で無いので、内側メッシュを張らないケースが多いです。

短期で製作出来て、コストもかなりリーズナブルになります。主に、イベントやTV美術などの短期仕様のものに需要が多いようです。

簡易着ぐるみは、内容的には、簡単な作りのものから かなりリアルなものまで、仕様を変えれば色々なものに対応できます。簡単に言えば、着ぐるみ製作上のコストパホーマンスを上げたものと言っても良いかもしれません。

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ライオンボード(硬質ウレタン)に着色。
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ライオンボード(硬質ウレタン)に着色。
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軟質ウレタン(スポンジ系)に生地ばり。

次回に 着ぐるみ於けるコストの削減について、ご説明させて頂きます。

着ぐるみ製作の発注の経緯。

着ぐるみの製作についての、お問い合わせが増えております。

着ぐるみ製作の発注については、気軽にお問い合わせ頂くことから初めてください。当社では、お問い合わせより最低限の入力事項でアクセスできます。(お名前とE-メールアドレス、簡単な内容のみ)個人情報には細心の注意を持って管理しております。添付資料等のある場合は、返信メールにて、お願いしております。必要な場合以外は、電話でのご連絡はしません。

返信メールにて、お問い合わせ内容に合わせて 必要事項をお伝えします。

お聞かせ頂く内容の概略を上げておきますと、

1、キャラクター設定。イメージやご希望で構いません。既にイラストや別の 形でのキャラクターをお持ちでしたらお知らせください。

2、使用目的。着ぐるみキャラクターにどんな期待をお持ちでしょうか。

3、使用方法、内容、使用場面。

4、納期、いつ頃から使用されますか。

大まかに この程度のことをお知らせ頂ければ、具体的な提案もスムーズに 進めることが出来るかと思われます。

*上記以外にも、具体的な決定事項などがあればより確かなアドバイスが出来ます。

例えば、操演者の方が決まっている。出演するイベントの予定がある。お客様ターゲット(年齢、性別、地域など)が決まっている。使用期間がある。保管管理が決まっている。などです。

上記のような内容を踏まえて、納期の確認。ラフデザイン(図面)。簡単な仕様内容。お見積もり。を 当日 または、お問い合わせが午後の場合 翌日の午前中には、提示させていただきます。

不明な点やご希望があれば、お気軽にお申し付け下さい。速やかに対応させて頂きます。